ショップ

ショールーム

Scandinavian Living(スカンジナビアン・リビング)

家具

名作家具を見たり、お話しを聞いたり。販売店舗を紹介して頂くことも

五反田駅から歩いてすぐのところにある、「東京デザインセンター」。『Scandinavian Living(スカンジナビアン・リビング)』は、その6階にあります。

こちらは、業者向けのショールームなので実際にここでは家具は販売していません。でも営業時間内ならどなたでも自由に来て、家具をみたり、お話しを聞いたりすることが出来ます。また気に入ったものがあれば、販売している店舗を紹介して頂くことも出来ます。実際、最近では個人のお客様も多いそうです。
ショールームなので、スペースも広く、大きな椅子や家具もゆったりと展示されています。そのほとんどがデンマークの家具です。ウェグナーの作品に沢山出会うことが出来ました。

また、実際ウェグナーから聞いたという貴重なお話しも伺いました。例えば、「フラッグハリヤードチェア」は、ロープを張りめぐらせてある、ハンモックのような椅子。こちらは、ウェグナーがヴァカンスで家族で海に行き、砂浜に浅く穴を掘って寝っころがっている時に閃いた椅子だそう。なるほど、腰掛けてみると、ふんわりと受け止めてくれる感覚が砂浜の砂のような柔らかさに感じてきます。そのまま目を閉じると、リゾート地にいるような気分にさせてくれるのは、背景にこういったストーリーがあるからなのでしょう。

そして、PPモブラー社が制作する、「PP701」という十字の印が印象的なダイニングチェアは、元々はウェグナーが奥様や家族のために制作した椅子だそうです。それを、工房の方が気に入って大量生産を申し出たのがきっかけとのこと。アームがまっすぐで手が疲れないデザインです。
今年は、ウェグナー生誕100周年を記念して、こちらのオリジナルモデルが50脚限定で販売されました。シリアルナンバーのプレートも付いています。愛する人のためにデザインされた椅子は、時を経て多くの人々から長く愛され続けることになるのですね。

東京デザインセンター
こちらのビルには、他にも住宅メーカーやインテリア、ファブリックの会社のショールームが入っています。1階には、建築、デザインの専門書などを扱うブックショップもあります。
Scandinavian Living
ショールームとあって大きな家具もゆったり展示してあります。都心にありながら贅沢な空間。
フラッグハリヤードチェア
こちらが、フラッグハリヤードチェア。目を閉じればヴァカンス気分に? 砂浜で寛いでいるウェグナーの姿が目に浮かびます。
PP701のオリジナルモデル
2014年はウェグナー生誕100周年。PPモブラーより、PP701のオリジナルモデルが50脚限定で発売されました。

文化を知ると、家具に対する思い入れがより一層深くなる

デンマークの椅子や家具は木を使っているので、機能的にも視覚的にも疲れにくく日本の家屋に合うものが多いのが特徴です。昔からの日本の家屋や文化にも見られるものを大切にする精神にも通じています。事実、日本の和室や障子、畳、格子戸などはこの時代に活躍したデンマークのデザイナーたちにも大きな影響を与えているそうです。

「これらの家具は決して安くはありません。でもこれはひとつの文化を買って頂くと考えています。工房では職人さんが丁寧な仕事をしているし、大量生産できないものなのでどうしても値段は高くなってしまいます。でも、本当の意味でこの椅子はここでしか出来ないのです。だから、デンマークの家具の文化を支えていると思って欲しいのです。」

というお話しにとても納得しました。

Scandinavian Livingでは、運がよければこういったお話しを伺いながら家具を見ることも出来ます。

これからデンマーク家具の購入を検討されている方は、こういうストーリーを知って頂くと、家具に対する思い入れがより一層深くなると思います。

サークルチェアとロックングチェア
サークルチェアとロックングチェア。陽の光に包まれながらまどろみたくなります。

Scandinavian Living(スカンジナビアン・リビング)

HP http://www.scandinavian.co.jp/
住所 141-0022 東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター6F
電話 03-5789-2885
営業時間 10:00-12:00、13:00-18:00
定休日 土曜、日曜、祝日

TEXT : 曽根瑞穂

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