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コラム

「NOMA, MY PERFECT STORM(原題)」スペシャルディナー上映会にお邪魔してきました!

「NOMA」この名前を聞いただけでピンと来たあなたは、かなりの美食家ですね?
特に今年は期間限定で日本に出店していたこともあって、ニュースなどで目にする機会も多かったはず。実際にNOMA東京を体験された方もいらっしゃると思います。

まだ体験されたことのない方でも「NOMA」の哲学とシェフのレネ・レゼピの世界を知ることが出来るドキュメンタリー映画「NOMA, MY PERFECT STORM(原題)」が「第6回東京ごはん映画祭 アジアプレミア上映」で上映されました。中でも今回は、センチュリーコート丸の内で行なわれた50名限定のスペシャルディナー上映会(トークショー付き)にお邪魔してきました!

お料理は、モダンクラシックなフランス料理。ワイン片手に大人の男女が優雅な夜を楽しみながら上映を心待ちにしています。

スペシャルディナーの様子
サン・セバスチャン国際映画祭ディレクターのホセ=ルイス・レボルディノス氏と、副ディレクターのルシア・オラシレグイ氏

お料理も中盤に差し掛かったところで、トークショーが始まりました。ゲストは、サン・セバスチャン国際映画祭ディレクターのホセ=ルイス・レボルディノス氏と、副ディレクターのルシア・オラシレグイ氏です。「NOMA, MY PERFECT STORM(原題)」は、第63回サン・セバスチャン国際映画祭、キュリナリー・シネマ部門にて、最優秀作品賞である『TOKYO GOHAN AWARD』を見事受賞した作品です。映画際の傾向、昨今の食に関する映画や受賞の理由などについて語って下さいました。

ヨーロッパでは食や料理に関する関心が高いので、キュリナリーシネマは以前から根付いていたそう。近年は、有名シェフやガストロノミーをテーマにした映画が多くなってきていて、ハリウッドスターのような扱いになっている。でも、彼らがスターダムにのし上がったのには理由があるので、その背景や食と向き合う姿勢を知って欲しい。と話していらっしゃいました。最後には、監督であるピエール・デュシャン氏からのヴィデオメッセージも写し出されました。

さぁ、トークショーの後はお待ちかねの映画の上映です。私も「NOMA」というレストランについては、英レストラン誌が選ぶ「世界のベストレストラン50選」で4度も1位を獲得しているスゴいレストランという事、食材の選び方や盛りつけがユニークで独創的・・・と言った大雑把な知識しか持ち合わせていませんでした。しかしながら映画が進んでいくうちに、驚きと心地良いショック、感動が相まってぐいぐいと引き込まれていきました。ドキュメンタリー映画なので、レネ本人はもちろん、レストランのスタッフ、NOMAを取り巻く人々、レネの家族、食材を仕入れる人々、色々な人物が登場します。NOMAがこだわりつづけているもの、飽くなき追求の姿勢、若くして成功したシェフの華やかなストーリーの裏側にあるもの、様々な角度からNOMAを知ることができます。

残念ながらNOMAは、2016年の12月を以てデンマークでのレストラン営業を終了する、と既に発表されていますが、また新たな場所で彼らの世界を体験出来る機会があることを期待してやみません。
『NOMA, MY PERFECT STORM(原題)』は2016年日本での公開が予定されています。

『NOMA, MY PERFECT STORM(原題)』

2016年日本公開予定
公式ウェブサイト:http://www.noma-myperfectstorm.com/ 
監督:ピエール・デュシャン
プロデューサー:エタ・デュシャン
出演:レネ・レゼピ他
配給:ロングライド
(2015年/イギリス/95分)
©pierredeschamps2015

TEXT : 曽根瑞穂

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