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コラム

Ivana Helsinki第2弾! デザイナー宅でのホームパーティー。

今や『フィンランドを代表するグローバルブランド』となったIvana Hellsinki(イヴァナ ヘルシンキ)。
Paola Suhonen(パオラ スホネン)がデザイナーを努めるIvanaHelsinkiは1998年、ひとつ年上の姉Pirjo(ピリヨ)と共に設立されました。
ブランド名に使われているIvanaはPaolaさんご自身の3つめの名前から取ったもので隣国ロシア語の名前でもあります。そのせいもあってか、彼女のデザインはどことなくメランコリックでスラヴィックなテイストが感じられるものが多く、それも人気の秘密です。

今回はPaolaさんがかつて住んでいたアパートメントでのホームパーティーに参加して来ました。ヘルシンキの下町Kallio(カッリオ)地区にあるこのアパートメントは現在もイベントスペースやショールームとして使われています。

今回のホームパーティーではこの夏のちょっと面白いビジネスプランの発表もあるということで友人達の他、メディア関係の方々も多く集まっていました。この夏の新しいビジネスプラン。それは、抽選で選ばれたお客様が友人と一緒に一泊ずつPaolaさんのこのアパートメントに宿泊生活でき、“自宅で”ショッピングを楽しんでいただくと言うものでした。

Ivanaの商品はインターネットで購入する事も出来ます。ですが、画面を見るだけのインターネットショッピングはちょっと味気ない。出来ればかつてのように、女性達が家に集まり、お茶や会話を楽しみながら商品を手に取りショッピングをした、そんな時間を取り戻したいとPaolaさんは考えました。かつてのPaolaさんの自宅に泊まりショッピングなんて、本当に素敵です。

Kallioのアパートメントはこじんまりとしていますが、テキスタイル、照明、食器、トレー、ハンドクリームから買い物袋まで日常の生活にとけ込んだ商品があふれています。ちょうどシーズン真っ盛りのイチゴや葡萄、フィンランド人が大好きな砂糖のたくさん付いた揚げドーナツ、そしてライ麦クラッカーのカナッペなどを頂きながら楽しい会話に時間が過ぎて行きました。ゆったりと会話を楽しみながら過ごすホームパーティー。女性の園……のような印象でした。

ところで、近年Paolaさんはアーティストとしての活動も広げ、シネマの世界にも入り込んでいます。NYやLAで映画の勉強をし、昨年帰フィンした彼女はシネマフォトグラファーとしての活動をスタート。自身のデザインイメージをシネマの中で表現したり、愛をテーマにしたドキュメント映画にも着手したりしています。

Paola Suhonenのデザインは商品、生活ストーリー、ビジュアルの分野など、様々な場面で私達を引きつけ、これからも、そうあり続けて行くでしょう。

TEXT : ヒルトゥネン久美子

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